自分で尾行して浮気調査は無理か?何が難しいのか?発覚した場合のダメージは?

自分で尾行して浮気調査は無理か?何が難しいのか?発覚した場合のダメージは?

自力尾行の浮気調査は無理か?

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下記のような動機で、自分で尾行して浮気調査したい人は多いです。

 

  1. そんなに難しくないと思うし、お金がもったいない
  2. 探偵に頼む予算がない
  3. 探偵の仕事に興味がある

 

実現性とリスクはどうでしょう?

 

普段の探偵社への取材で得た情報をできるだけ提供します。

 

 

プロの尾行技術の要約

難しい話は後にして、まずはプロの尾行の仕方をかいつまんでご紹介します。

 

一流探偵社に取材して知りえた確かな内容です。

 

浮気調査全般については下記の記事を。

 

 

チーム尾行の原則
プロの尾行は2人以上のチームで行うのが原則。

 

一人で長時間追うのはプロでも無理です。

 

チームでやる効果は次のようなものです。

1.気づかれにくくする
近くで追う役割を頻繁に交代することで気づかれにくくなります。

 

多様な交代パターンを使うことでさらにわかりにくくなります。

 

2.先回りして正面写真を撮る
手が空いた探偵は、先回りすれば顔が鮮明な正面写真を簡単に撮れます。

 

離婚裁判や慰謝料請求の証拠に使うには、人物がよくわかる写真が大事。

 

1人で尾行して正面に回り込むのは難しく、後ろ姿ばかりになります。

 

3.メイン尾行者にさまざまなサポートをする
手が空いた探偵は、グーグルマップで進行方向に何があるかを調べて知らせます。

 

また、対象が急にUターンしてきた場合、メイン尾行者は同じようにUターンするわけに行きません。

 

遠ければ角を曲がるか、近ければそのまま進んですれ違うしかありません。

 

そういう時に手が空いていた探偵がメインに変わり、尾行を立て直します。

 

以上の例をはじめ、さまざまなサポートをします。

 

4.トイレにいける
裁判で使える証拠には、ラブホテル出入りなど肉体関係を示すシーンが絶対必要。

 

そのシーンまで尾行は普通5時間以上かかり、トイレを我慢できない時があります。

 

しかし、単独尾行で目を離せば、ほぼ確実に失尾(見失うこと)します。

チームでやる意味はほかにもありますが、長くなるので割愛します。

 

興味がある方は動画をみてください。

 

 

このサイトでもチーム尾行の基本を解説したページがあります。

 

上記に「多様な交代パターン」という記述がありますが、その例なども収録されています。

 

 

徒歩尾行のコツ
読者にはチーム尾行は無理なので、ここから1対1の尾行の話をします。

 

距離の取り方が重要
人の多いところでは距離を詰め、人の少ないところでは距離を取るのが基本です。

 

そして相手の様子に応じて調整しますが、資質と多くの経験を要します。

 

エスカレーターにいっしょに乗らない
人はエスカレーターを昇りきった時と降りきった時に振り返ることが多いです。

 

いっしょに乗っていると顔を見られます。

 

その時は怪しまれなくても、次は「さっき見たような?」と思いだされます。

 

3回目に見られたら尾行を確信されます。

 

これはほんの1例で、ほかにも重要なコツがたくさんあります。

 

複数の交通カードを用意しておく
改札でもたもたするのは失尾のもとです。

 

路線によって使えるカードが違うので、いろいろ持っておきます。

 

複数の交通カードを用意

【複数の交通カードを用意】

 

ほかにも課題は多い
次のようなことにも即応できるよう、事前に考えておく必要があります。

  • 相手がUターンしてきた場合はどうするか?
  • お店の外で待つか一緒に入るかの判断基準は?
  • エレベーターに乗られた時はどうするか?
  • タクシーに乗られた場合はどうするか?

単独尾行では相手が警戒し始めたら、ほぼ終了。

 

たとえば相手が走り出したら、自分も走るのかということです。

 

そんなことをしたら即座に発覚です。

 

しかも、相手の生活の平穏を乱すような尾行の仕方は探偵業法(第六条)違反でもあります。

 

参考: 探偵業法 条文(e-GOV)

 

チーム尾行なら、自分は離れ、他のメンバーがリカバーして続行できます。

 

実践レポート
一番、実感がわかるのは実践のレポートかもしれません。

 

昔、大手有名探偵社の原一探偵事務所がメディアを招いて公開尾行体験をやっていました。

 

新人探偵の訓練を兼ねて、外部者に「尾行される体験」をしてもらうユニークな企画です。

 

これに2回目に参加した時の話が、徒歩尾行を理解するのに向いていると思います。

 

 

張り込みのコツ
次のような時に張り込みが必要になります。

  • 尾行開始時に対象が現れるのを待つ時
  • お店に入られ、外で待つ選択をした時
  • ホテルから出てくるのを待つ時

素人はそわそわしたり、気が抜けて、人に見られていることを忘れやすい。

 

住宅地では不審者として通報され、ゲームオーバーになる例が多いです。

 

こまめに場所を変え、風景に溶けこむ自然な演出が必要です。

 

 

撮影機材
撮影機材はビデオカメラが主流になってきました。

 

シャッターチャンスを狙わなくても、後から静止画を切り出せます。

 

特に単独の場合は、大きな一眼レフを取りまわすのは絶対無理。

 

小型のビデオカメラをカバンなど持ち物に仕込んで使うのがお勧めです。

 

小型ビデオカメラによる隠し撮り

【小型ビデオカメラによる隠し撮り】

 

上の写真ではビデオカメラの画像をWifiでスマホに飛ばして、画角を調整しています。

 

他人の視線はスマホの方に集まりますが、カメラを装着しているのは腰です。

 

スマホの操作はカメラから目をそらす効果も生んでいます。

 

証拠写真は要クオリティ
自分のための記録でなく、慰謝料請求等に使うつもりなら、それなりのクオリティが必要です。

 

ラブホ出入り等のシーンを含み、人物が誰かわかるように撮れていることです。

 

素人は尾行に必死になるうちに画角がずれ、顔が写っていなかったりします。

 

 

車両尾行
車で移動するターゲットを、車やバイクで尾行することです。

 

郊外ではほとんど車両尾行
郊外や田舎の浮気調査は9割以上が車両尾行の案件です。

 

そういう地域では、車両尾行ができないと自力調査は無理ということになります。

 

しかし、車両尾行は徒歩尾行よりはるかに難易度が高いです。

 

難しく危険な車両尾行
ルームミラーで後続車両の車内はよく見えるので、近づいてはいけません。

 

しかし、距離を取ると赤信号で失尾しがちです。

 

歩きの時ほど簡単にUターンや隠れるなどができません。

 

尾行に集中しすぎると、他の車を怒らせたり、警察に停められます。

 

何より怖いのは交通事故を起こしてしまうこと。

 

車両尾行も基本はチーム尾行です。

 

もっと詳しく知りたい方は下記の動画をどうぞ。

 

 

これを見て真似るのではなく、自分でやるのは無理と諦めていただきたいです。

 

特に相手が警戒しだすと、1台では手の打ちようがないです。

 

 

このサイトに収録している情報では、1回目の公開尾行体験が車両尾行の理解に役立つと思います。

 

 

自力調査失敗のリスク

素人の自力調査は当然失敗のリスクが大きいです。

 

実行する前によく考えましょう。

 

失尾(見失う)
自分の時間がムダになるだけで大きな害はなし。

 

証拠が使い物にならない

  1. 「不貞行為」の証拠になるシーンが写っていること
  2. 人物を判別できる写真であること

証拠になるためには以上の2条件が絶対必要です。

 

単にデートしている写真とか、後ろ姿ばかりで誰かよくわからない写真などはNGです。

 

一人で尾行してラブホ入りまでバレずに追って撮影に成功するのは至難の業。

 

一人で尾行して正面から顔のわかる写真を撮るのもまた不可能に近いです。

 

慰謝料請求するつもりなら、最初からプロに任せた方がよいです。

 

離婚が裁判までもつれこむ可能性がある人も同様。

 

発覚する(バレる)
この失敗が一番深刻です。

 

相手の警戒度が上がってしまい、再調査が困難になります。

 

プロに頼み直すにしても、難航し、費用も増大。

 

また、深刻な夫婦不和が勃発する危険もあります。

 

そもそも現実にできそうですか?

今回ご紹介した尾行テクニックは、ほんの入門編。

 

尾行ってそんなに簡単じゃなさそうだ・・・

 

と感じ始めているのではないでしょうか?

 

実はそういうこと以前にもっと根本的な困難があります。

 

親しい人は全体感ですぐバレる
家族なら、遠目で一瞬みただけでも「あれ?」と思うものです。

 

変装しても全体の背格好・雰囲気でわかります。

 

「帽子を目深にかぶってサングラス」など、怪しい変装だと逆に目立ちます。

 

相手はやましい事をしていますから、普段よりアンテナが鋭敏です。

 

一瞬でも視界に入ったら、ほぼバレると思います。

 

自分が逆の立場だったら気づくと思いますがいかがでしょうか?

 

「1.そんなに難しくないと思うし、お金がもったいない」が自力調査の動機の方。

 

考えを改めた方がよいのではないかと思います。

 

リーズナブルなプロを利用する方法

「2.探偵に頼む予算がない」が自力調査の動機の方。

 

最近は良質なサービスをリーズナブルに提供する探偵が人気!

 

大手から独立したベテラン組やでいい会社が出てきています。

 

地元の中堅をみつけるなら、マッチングサイトがおすすめ。

 

少し頑張ってしっかりしたプロに頼んだ方が結局お得ですよ。

 

下記のページで探してみてください。

 

 

自力で格安探偵を探すのはNG
探偵業界は6,600社(令和3年末)もの届出があり、大半が零細・個人です。

 

毎年600社くらい新規参入し、500社くらい廃業していきます。

 

 

探偵業は、資格も免許もなく、届出だけで開業できるのです。

 

 

だから「尾行くらい俺たちでもできるんじゃね?」みたいなノリで作られた素人集団もいっぱいです。

 

当てもなくネットで探すと、大ハズレを引く危険大です。

 

無届の違法探偵は危険
少なくとも届出だけはしている業者を選びましょう。

 

無届業者は欠格事由に引っかかっている可能性があります。

 

欠格事由とは探偵業を許されない条件で、暴力団員がその代表です。

 

そうでないとすれば営業停止命令を無視している業者か、法を守る気がないかです。

 

いずれにしても被害に遭う危険がある相手です。

 

 

友人に頼むのもおすすめできない
他人の依頼を受けて尾行をするのは、探偵業法第二条の「探偵業務」に該当します。

 

無届でやれば、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金です。(同法 第十八条)

 

参考: 探偵業法の条文

 

1回でそんなに厳しい罰はないとは思います。

 

しかし、繰り返し請け負っていれば明白な探偵業法違反です。

 

参考: 無届探偵の初摘発事例

 

友人も気の毒だし、調査結果もロクなものにはならないでしょう。

 

セルフ調査を支援してくれる探偵社

【総合探偵社クロル大原代表】

クロルの「セルフ調査プラン」

「3.探偵の仕事に興味がある」が動機で自力調査を考えている方。

 

これをおすすめします。

 

無料で調査について教えてくれ、低料金で自分でできる範囲のことを指導してくれるものです。

 

同社は大手有名探偵社からの独立したベテラン集団。

 

だから本物のプロの技術の初歩を学べます。(探偵学校ではありません。)

 

「できるところまで自分でやって、行き詰まったらまた相談においで」というスタンス。

 

 

ノーリスク・安全安心
我流でやって失敗し、後で余計な苦労をするリスクも避けられます。

 

「『無料』で釣っておいて、高額契約を迫られるのでは?」などという心配は無用です。

 

とてもオープンでフレンドリーな探偵社です。

 

「『探偵』と構えず、『変わった仲間』と思ってほしい。」(幹部談)とのことです。

 

全国6拠点

池袋本社/札幌/埼玉/名古屋/大阪/岡山

 

クロル探偵社公式サイト

 

下記番号での電話ご相談は自動的にクーポン適用となります。

 

フリーダイアル: 0078-6014-1009

 

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