
探偵に浮気調査を頼もうかと思っているが、バレるということはあるのか?
バレるきっかけにはどういうものがあって、防ぐにはどうすればよいのか?
もしバレた場合、その後はどういう事が起きるのか?
そういう心配のある方のために情報をまとめました。
このページにたどり着いた人は、探偵の失敗でバレることを心配している人が多いと思います。
たしかに探偵も人間ですから失敗する場合はあります。
しかし、一定レベル以上のスキルの探偵ならそういうことは稀です。
浮気調査の失敗には、失尾(見失う)、撮影失敗(ピンボケ、ブレ等)、発覚(バレる)などがあります。
この中で発覚は一番ダメージが大きく、依頼者の信頼を損なうものです。
だから探偵は発覚だけは避けるように全力を尽くします。
対象の警戒兆候に敏感だし、少しでもそれが見られたら離れます。
一定レベル以上の探偵なら過剰に心配することはないので、この話は後に回します。
実はバレる原因はもうひとつあって、それは依頼者の挙動不審です。
普段と何か様子が違うので問い詰められ、白状してしまう場合がままあるのです。
そこで、先に依頼者原因の発覚を防止する方法を説明します。
依頼者が原因で調査が発覚してしまうというのはどういうことなのか?
依頼前後から調査日までの間に依頼者によくあることを見てみましょう。
浮気調査を依頼すると様々な思いがよぎって頭から離れなくなりがちです。
・・・といったことです。
調査日が近づくにつれて強迫観念のように思考を占有していきます。
それが知らずに態度に出てしまいます。
ぼんやりしていたり、心配そうな表情をしていたり、相手の話に上の空だったりとかです。
さらに罪悪感まで感じる人もいます。
こそこそと相手のことを調べる行為そのものが後ろめたい人もいます。
パートナーの浮気に確信が持てない場合は特にそうなります。
「これは自分の思い過ごしではないのか?」
「もし思い過ごしなら、愛や信頼への裏切りであり、相手に申し訳ない。」
「マイホームや子供の進学のために一緒に貯金も頑張ってるのに、妄想かもしれないことにお金を使っていいのか?」
心配に罪悪感まで加わると、心の中だけに留めておくのが難しくなります。
不安から逃れるためにやってしまいがちなのがこれです。
こういうことがあると、相手は「何かおかしい。何か隠している。」と勘づきます。
そこでパートナーが強引、依頼者が従順な性格の場合、問い詰められて白状することになります。
そうはならなくても、警戒して浮気を別の日に延期する可能性は高くなります。
以前に探偵から聞いた話ですが、調査日にこんな報告をしてきた依頼者がいたそうです。
「今日の旦那の予定を聞いておきました。遅くなるそうです。調査、よろしくお願いします。」
これは探偵が一番してほしくないことであるのは言うまでもありません。
上記のような心理状態に陥るのを防ぐ上で、次のような方策が有効です。
依頼開始から調査後1カ月くらいまでのカウンセリングを無料で提供している探偵社は時々あります。
カウンセリングというほどのものではなくて、調査日までの過ごし方についてアドバイスくらいはくれるものです。
「不安になったらいつでも電話してきて」というような親身な探偵社を選んでください。
なるべく浮気調査について考えないように努め、パートナーが相手以外のことで忙しくしておくのがよいでしょう。
仕事を持っているなら仕事に、趣味があるなら趣味に。
子供関係のことでもいいです。
そして調査日は用事を作って家を空けるのも良い手です。
浮気をしやすい環境を作ってやることにもなります。
次に探偵の失敗によって調査が発覚する場合を考えてみましょう。
下記のような場合、対象は典型的な警戒行動を示すので、尾行を始めればすぐにわかります。
典型的な警戒行動というのは、徒歩の場合、絶えず振り返ったり、周囲を見回したりします。
車だと急加速、急減速、急な路肩での停車、同じ方向に何度も曲がるなど、追いにくい走行をします。
警戒度が高い相手を追うには、探偵や車の数を増やして臨む必要があります。
近くで追う役割を頻繁に交代することで注意を分散するのです。
だから上記のような事情があるなら、事前に探偵に話しておくべきです。
でないと調査が始まってから「聞いていた話と違う。ものすごく警戒している。」となります。
不十分な態勢で調査を強行すると発覚しやすくなります。
尾行が一番しやすいのは適度な人通りがある場所です。
祭りやイベント会場、通勤ラッシュなど人が多いところでは失尾(見失う)の危険が増します。
そして人通りの少ない場所では発覚(バレる)の危険が増します。
冬の北海道などはその典型で、雪に足跡や車の轍、停車の痕跡などが残るのでさらにやっかいです。
ふだん人通りの少ない道で、その日に限って妙に足跡がたくさん残っていたら、「なんか変だな」と思うのは当然です。
調査中に発覚するのはどんな状況か考えてみましょう。
先ほど挙げたような警戒行動に敏感になり、少しでもそれを感じたら距離を空けたり、チームの探偵と交代することが大切です。
距離の取り方は訓練で教えきれるものではなく、天性の勘が大切だそうです。
この読みが鈍感な探偵は尾行がバレます。
また、尾行中は一番近い距離で追う役割の探偵も極力対象に見られないようにします。
ここぞというシャッターチャンスでは大胆に接近することもありますが、見られないのが基本です。
しかし、見られてしまう場合もあります。
その時に変な挙動をしないことが大切で、ポーカーフェイスを押し通す度胸が必要なわけです。
真後ろで近い位置の車のナンバープレートや車内の様子はルームミラーでよく見えます。
何度もそういうポジションに入って見られると発覚します。
前方の交通状況の読みが甘いと、すぐ真後ろにつかざるを得ない状況にもなります。
また、先ほど挙げたような警戒行動に敏感になり、少しでもそれを感じたらチームの車と交代することが大切です。
その辺が鈍感だと発覚します。
対象にバレないようにするのは当然ですが、それ以外に住民の警察通報に注意が必要です。
スマホを見ているフリなど自然な動作と頻繁な場所替えが大切で、スキルの低い探偵だと不審人物に見えてしまいます。
住宅地での張り込みの場合、これで警察に通報されることが多い。
子供狙いの変質者や窃盗犯への警戒は昨今非常に強いのです。
職務質問を受けている時に対象が現れて見られたら最悪です。
あと、田舎の閉鎖的な地区では、見慣れない人物や車がいるだけで、地区全体に連絡が回る場合があります。
以上のようなことは尾行調査の基本です。
一定レベル以上の探偵を選べば、依頼者が過剰に心配する必要はありません。
調査がバレると非常にまずいことばかり起きます。
相手がクロだった場合、調査されてるのがわかったぐらいで浮気をやめたりしません。
二度と調査されないように、手がかりや証拠になるものを慎重にすべて消すようになります。
相手の動きをつかむのがとても難しくなります。
探偵にもう一度調査をお願いするにしても費用が増えます。
第一に、相手の情報不足で浮気のタイミングがわからないため、空振りが増え、調査期間が長引きます。
第二に、相手が警戒している場合は、探偵や車の増員が必要になり、1回の単価も増大します。
空振りしないように調査日を絞りこむことは費用抑制の鍵です。
一度発覚してしまうとそれが難しくなり、費用が増えてしまうわけです。
この点についてもっとよく理解するには下記の記事を読んでください。
あと、探偵や車の数を不必要に増やさないことも費用節減には大切。
発覚してしまうとそれも難しくなるわけです。
これについては下記の記事に詳しく載っています。
相手がクロだったとしても、証拠をつかまれていない以上、浮気は否定してきます。
信じられないような言い訳をした上で、探偵に頼んだことを非難してきます。
夫婦の不和は相手がシロでも起きます。
何もやましいことはないのに疑われた上に探偵まで使われたことに怒るでしょう。
このように浮気調査発覚はまずいことだらけなので、発覚防止に最善を尽くすことです。
そのためにすべきことは下記の3点です。