風俗嬢に騙されて貢いでしまったが消息を絶ったので探してほしい・・・
時々そんな依頼が探偵社に結構持ち込まれます。
最近ではこの種の人探しは、法規制に触れかねない部分があって断られることが多いです。
しかし、中には探してくれる探偵社もあります。
この件に関する情報を提供しましょう。
心がやさしくて風俗嬢を対等な人間として扱い、境遇に同情的な男性。
割り切った一時の快感以上の物を求める男性が狙われます。
ビジネスではなく、特別に素顔で接しているというような演出をします。
そして何度も通い、親しくなったところで自分の窮状を話します。
母親の手術代が必要なのでやっている、親の借金を肩代わりしている、など。
同情してお金を渡すと姿をくらまします。
次に行った時にはお店を辞めています。
貢いで逃げられても、多くの場合、男性に被害意識はあまりありません。
探偵社に捜索を依頼に来られる場合も、見つけてお金を取り戻したいという人は稀です。
「あの時、言っていたことは全部嘘だったのか、それだけを知りたい。」
そんなことのためにかなりの金額が必要な探偵の捜索を依頼してこられます。
そして全部嘘だったとわかっても「そんなことをしてしまう彼女が可哀想だ。」と思うのでしょう。
そういう心底やさしい男性がターゲットになるわけです。
近年は法規制が厳しくなり、上記のような依頼は断られることが多いです。
少し以前になりますが、ストーカーが探偵を利用して逃げた相手の居所をつかんで危害を及ぼした事件がありました。
これが報道されてから探偵社への風当たりが厳しくなりました。
口ではやさしいことを言っていても、依頼者は本当はストーカーなのかもしれません。
2000年(平成12年)にできたストーカー規制法は改正を繰り返してどんどん厳しくなっています。
依頼者が調査結果をストーカー行為に利用するなら、それは犯罪です。
そして2006年にできた探偵業法は、犯罪に利用される調査をしてはいけないと定めています。(探偵業法 第9条)
ストーカー以外の危険な動機もありえます。
本当は腕づくで金を取り返したいとか、暴力で報復したいということなのかもしれません。
とにかく引き受けるといろいろなリスクがありそうな依頼です。
というわけで、最近は大半の探偵社が家族の依頼による家出人探し以外は引き受けてくれなくなっています。
しかし、これまで取材した中で「貢いで消えた風俗嬢探し」を引き受けてくれる探偵社が1社ありました。
業界大手のひとつであるさくら幸子探偵事務所です。
同社のやり方は間に弁護士をかませるというものです。
調査結果のうち、「あの時の話は全部嘘だったのか?」「今はどうしているのか?」などのヒアリング内容はそのまま依頼者に伝える。
しかし、対象(風俗嬢)の氏名・住所などの個人情報は弁護士には伝えるが、依頼者には教えない。
その条件でもOKなら調査を引き受ける、というものです。
その取材記事はコチラ。
報告内容に依頼者と風俗嬢しか知らない話が含まれていれば、調査が嘘の作文ではないことが確認できます。
ただ、さくら幸子さんは優秀な探偵社ですが、お値段はお安くはない。
このサイトの読者には向かないかもしれません。
その場合は予算の合う探偵社に、上記の方法で引き受けてもらえないか相談してみてはどうでしょうか?
本サイトのトップページで紹介しているMJリサーチやクロル探偵社も、家族の家出以外の人探しを引き受けてくれます。
それもリーズナブル価格で。
一度相談してみてください。
風俗嬢の場合は騙される方もお人よしという見方をされる方も多いでしょう。
場所が場所ですから。
しかし、真面目なお付き合いのつもりなのに詐欺に遭うことが男性の場合もあります。
結婚をちらつかせてお金を騙し取る結婚詐欺師は女にもいるのです。
狙われるのは女性経験の乏しい真面目な中年男性です。
その実態をまとめた記事です。
また、資産家の独身高齢男性を狙う女性詐欺師もいます。
こちらは結婚詐欺ではなく、実際に結婚してしまい、夫の死後に遺産相続の独り占めを狙います。
今も風俗に通っている独身高齢男性でお金を持っている方、ご注意ください。