探偵の調査費用を一番上げるのは発覚・失敗!これを避ける方法

発覚・失敗の回避

探偵の調査費用の適正化を図る方法のシリーズ記事です。

 

今回は発覚・失敗の回避です。

 

調査をかけていることが発覚したり、調査中に見失ったりするのが一番コストが膨らむ要因になります。

 

安さばかりを追い求めていると、失敗して高くつくことになります。

 

逆に言うと、一発で成功することが何よりの節約になるのです。

 

これについて説明しましょう。

 

 

浮気調査の失敗

探偵調査の依頼の7割を占める浮気調査から話を始めましょう。

 

 

浮気調査発覚は依頼者の態度から

調査発覚は探偵の失敗の場合もありますが、依頼者の態度からバレる場合も多いです。

 

調査日が近づいてくると、狙った日に浮気するかどうか、調査が成功するかどうか、などが気になってきます。

 

依頼先が実は悪徳探偵で、ぼったくられたらどうしようとかいう心配も心をよぎったりします。

 

依頼者の頭の中は調査の事だけでいっぱいになっていきます。

 

そわそわと落ち着かなくなったり、何か後ろめたそうな雰囲気が出たりします。

 

相手は「何か様子がおかしい」と感じ、浮気を取りやめたりします。

 

するとその日の調査は無駄な出費に終わります。

 

別の日に再調査となりますが、いったん警戒度が上がるとそう簡単に調査できなくなります。

 

疑念を抱かせたり、発覚することは一気にコストを上昇させるのです。

 

これを避けるには、調査が完了するまで、普段と違う様子を見せないことが大切です。

 

いつもは予定を聞かないのに、調査日に限って聞いたりするのは最悪のパターンですが、意外に「あるある」なのです。

 

 

警戒度の上がった相手の調査は高コスト

警戒している相手は様々なイレギュラー行動を取り、尾行が難しくなります。

 

徒歩だと前触れを見せずに急にタクシーに乗り込むとか、エレベーターで上がって非常階段で降りるとか。

 

車だと急に路肩に寄せて後続車を追い抜かせたり、入り組んだ細い路地に入って左折を繰り返したりとか。

 

警戒度が最高の場合は、近づく人すべてを気にするので、隠し撮りも容易ではありません。

 

バレないために技術の高い探偵に頼む必要があり、探偵や車の数も増やさねばなりません。

 

警戒して浮気を中止する日も増えるので、空振りも増え、調査日数もたくさん必要になります。

 

つまり警戒させると費用は大幅に増えるのです。

 

低品質な証拠も費用のムダ

依頼者原因でなく、探偵の失敗で発覚することももちろんあります。

 

明白に発覚してしまうのは稀ですが、「たぶん探偵だ」と思われ、以後は警戒されるケースはあります。

 

あと、発覚より多いのは、ちゃんとした証拠が取れないケースです。

 

たとえば、写真は撮ってきたが、後ろ姿ばかりで顔がちゃんと写った写真がない、とか。

 

そんな写真では慰謝料請求や離婚裁判に役立たないばかりか、パートナーに浮気を認めさせることすら難しいです。

 

自信の持てない証拠だと結局やり直しになり、費用が二重に発生します。

 

調査失敗は高くつく

安さばかり追い求めて、技術の低い探偵に頼んでしまう。

 

探偵社がぜひとも必要だと言っている探偵や車の数を減らすことを強要する。

 

 

そういうことをすると調査失敗のリスクが上昇します。

 

失敗すればその調査の費用が無駄になるだけではありません。

 

相手に感づかれた場合は警戒度を上げてしまい、次回の調査の費用がドンと増えてしまいます。

 

たまに調査失敗を繰り返していろいろな探偵社に頼んでいる人がいますが、最悪です。

 

何百万円もの損失になるでしょう。

 

少々高くても1回で成功させた方がずっとお金の節約になります。

 

このサイトは探偵調査をいかにリーズナブルに頼むかについて情報提供するサイトです。

 

しかし、低価格最優先になると、逆に高くつくリスクが高まるので、この点もよく考えていただきたいと思います。

 

家出人捜索の失敗

浮気調査をやっていない探偵社はないといってもいいですが、家出人捜索は受けていないところもあります。

 

人数と経験が十分で、過去の捜索データベースが十分でないと探し出すのは難しいです。

 

安さばかりを求めると、時間を浪費された上に、結局見つからないということになりやすいです。

 

 

自殺・事件巻き込まれ

探偵社への捜索依頼が一番多い家出人は以外にもティーンエージャーではなく、成人男性です。

 

そして成人男性の家出人は自殺率が高いのが特徴です。

 

失業、降格、就職失敗などで将来を悲観して、自ら命を断つパターンが多いのです。

 

ティーンエージャーの場合は事件に巻き込まれる危険が大きいです。

 

特に最近は女の子の場合、お金が尽きるとネットの掲示板やSNSを利用して売春する子が多いです。

 

参考サイト: 「神待ち」報道

 

そしてそこからさらにDVに遭ったり、風俗に送り込まれたりする場合もあります。

 

以上のようなことは優秀な探偵が最善を尽くしても、間に合わずに起きてしまうことがあります。

 

だから上記のようなことが起きたからといって、即調査失敗ということにはなりません。

 

しかし、初動が遅かったり、的外れな場所を探していたら、こういうことが起きてしまう可能性が上がるのはもちろんです。

 

大切な家族に取り返しのつかないことが起きれば、それはお金では測りえない損失です。

 

持ち家喪失

家出人が住宅ローンの主たる担い手だった場合は、特になんとしても見つけねばなりません。

 

生きて帰ってまた一生懸命働いてもらうのが一番ですが、たとえ亡くなっていても見つけ出さねばなりません。

 

遺体が見つかった場合、1年の自殺免責期間を過ぎていれば、団体信用保険が下ります。

 

参考サイト: 団信の自殺免責期間

 

ローン残債は全額支払われ、抵当権も抹消されて、マイホームは遺族のものになります。

 

一家の主の死は悲劇ですが、家族の住む場所は確保され、ローンも消えるのです。

 

それが死体も見つからないとなると、非常に困ったことになっていく可能性が高い。

 

最悪は家が競売にかけられ、自己破産に至る場合もあります。

 

参考サイト: 住宅ローン滞納の末路

 

この差を思えば、安さも大事だが、確実に見つけてくれそうな探偵を選ぶことの大切さがわかるはずです。

 

結婚調査の失敗

結婚調査と言えば、昔は親兄弟・親族のことを調べるものでしたが、最近は相手当人を調べる調査が多いです。

 

これはマッチングアプリなどで知り合い、結婚を目前にして相手のことをよく知らないことに気づくケースが増えたためです。

 

相手当人の行動調査だけなら、ノウハウは浮気調査と同じで、尾行と撮影だけです。

 

しかし、相手の経歴・背景を詳しく洗いたいなら聞き込みが必要になります。

 

また、親兄弟・親族のことを調べる場合も、一般に聞き込みが必要になります。

 

聞き込み調査は難易度高

個人情報保護に敏感な昨今、昭和の頃のような素朴な聞き込みをしても、誰もまともに答えてくれません。

 

「興信所の者ですが、Aさんはどんな方ですか?近所トラブル等は?」といった聞き方ではダメなのです。

 

「普通の人では?」「よく知りません。」とか、回答拒否といった答えばかりの調査報告書になるのは目に見えています。

 

その一方で高い確率で発覚の危険を冒すことになります。

 

聞き込みと悟らせずに雑談の中から情報を拾えるスキルを持った探偵が必要なのです。

 

これができる探偵がいる探偵社は非常に限られています。

 

 

破談のリスク

結婚調査は、相手に断りを入れて実施する場合もありますが、たいていは極秘調査です。

 

発覚すると相手を激怒させる可能性があります。

 

調べられて困るようなことがある人だけではありません。

 

非の打ちどころがない立派な人でも、こそこそ調べられる事自体が許せないという人もいるのです。

 

相手との関係にひびが入る可能性があり、最悪は破談です。

 

家族不和

そういうことになると、今度は親子関係にもひびが入ります。

 

親の判断で結婚調査をして、何も問題がないことがわかったが、発覚で相手が怒って破談。

 

そんなことになれば、息子・娘は親を許さないでしょう。

 

 

 

というわけで、結婚調査の失敗はコストがかさむどころの話ではないわけです。

 

だから、特に問題がなさそうな相手まで結婚調査をする必要はないと思います。

 

しかし、非常に重大な懸念がある場合はすべきです。

 

結婚してからそれが判明したのでは取り返しがつきませんから。

 

そして、技術と責任感がしっかりした探偵社を選定せねばなりません。