探偵の調査費用の適正化を図る方法のシリーズ記事です。
今回は調査日(勝負日とも言う)の絞り込みです。
浮気をする日がわかれば、これほど費用を節約できるものはありません。
万が一にも失敗しないように探偵や車を十分投入しても、半日で証拠が取れれば、費用はたいしたことありません。
調査日の絞り込み方法や注意点について説明します。
浮気をする日を推定するにはどうすればいいか?
それにはパートナーをさりげなく観察して、不審な言動を記録することです。
記録を見返すとパターンが見えてきます。
身だしなみにいつも以上に気を使い、おしゃれをしていく日があるとか。
いつも月曜の帰宅後に不審な言動が多いとか、フィットネスクラブに行く日が怪しいとか。
自分でよくわからない時は、無料相談で気軽にアドバイスしてくれる探偵社もあります。
ただ、調べようとしすぎて発覚しては元も子もありません。
携帯は暗証解除に失敗すると顔写真を撮られるアプリが入っていることがあります。
相手のパソコンを覗くのも形跡が残りがちで危険です。
あくまで自然に観察できる範囲にとどめましょう。
そして、疑っているそぶりは決して見せないことが大切です。
4月7日(水)
いつもはなかなか入浴しないのに、帰宅後すぐ入浴した。女の臭いを消すため?
4月9日(金)
携帯に電話がかかってきたのに出ずに、別の部屋に行った。
4月13日(火)
夕食に餃子を出したら、残した。大好物なのに。明日は水曜だ。
4月14日(水)
今日は車で外出した。戻ってきた車の助手席の位置がいつもと違う。女を乗せた?
4月16日(金)
来週の水曜の夜、映画に誘ったら、会社の飲み会があるからと断られた。
4月21日(水)
深夜帰宅。会社の飲み会と言ってたのに、あまりお酒の臭いがしない。やっぱり水曜が怪しい!
調査日の絞り込みは最高のコスト節減方法ですが、失敗するリスクはもちろんあります。
これは仕方のないことなので、心配しすぎないことです。
心配ばかりしていると顔に出て、相手に悟られます。
絞り込んだ日がはずれる要因を挙げてみましょう。
「この日で間違いない!」と思ったのに、勘違いという場合はもちろんあります。
不審な言動の記録を見ても、行動パターンが読みやすい人と読みにくい人がいます。
読みにくい人の予測は外れる可能性も高いでしょう。
また、依頼者の思い込みで客観的な観察ができていない場合もあります。
もっと言えば、浮気そのものが思い過ごしの可能性だってあるわけです。
急用が入ったり、仕事でトラブルが起きたり、体調が悪くなってターゲットが浮気を中止することはありえます。
浮気は相手があってできること。
その種の事が浮気相手に起きるケースも考えられます。
浮気相手が子持ちの場合、特に子供の都合で浮気が中止されるケースが増えます。
急に発熱した、妻のかわりに習い事の送迎に行かなければならなくなった、などです。
「この日で間違いない!」と思ったのに、探偵が調査出来ない場合もあります。
小規模な探偵社はキャパが小さいので、依頼が重なるとそんなことが頻繁に起きるのです。
浮気の頻度が少ない場合、例えば月1回なら、一度チャンスを逃すと次は1月先になります。
このリスクは、キャパに余裕のある中堅以上の探偵社を選ぶことで最小化されます。
もしくは登録している探偵社の空きスケジュールを把握していて、依頼日に稼働できる社を紹介してくれるマッチングサイトを使うことです。
街角探偵相談所などですね。
浮気の可能性が高くて調査を依頼する日を勝負日と言ったりします。
証拠が取れるかどうか、勝負をする日という意味です。
勝負日を絞り込んでいるほど、依頼者は緊張が高まっていきます。
それは相手にも伝わる可能性大です。
「何か様子がおかしい。次回の浮気は延期しよう。」
そうなってしまったら、台無しです。
勝負日に相手の予定をしつこく聞いたりするのはありがちな失敗なので、注意しましょう。
その事ばかり考えず、ほかの事で忙しくしているのがいいと思います。
できれば勝負日(またはその前日から)は用事を作って家を空けたりするのがベストです。
そうすれば、相手と顔を合わさなくて済みますし、浮気をしやすい環境を作ってあげることにもなります。